PHASE-43 『立ちはだかるもの』
/■脚本:森田繁・両澤千晶/■絵コンテ:松尾衛・九行宏和/■演出:三好正人
最初に
いきなりですが怪文書を発見しました。
すでに旬の過ぎたネタでしょうが、ここでもあえて紹介。

なにせ、両澤スタイルですよ、お客さん。

これに触れずして何が否定派感想文だ! って感じです。一部抜粋して引用すると、

 やっぱり出来上がりは「両澤スタイル」にならないと駄目なんで、
 とりあえずシナリオライターさんから受け取って、もう1回練り直して、書き直してますね。
 後半に脚本の連名が多いのは、そういう理由なんですよ。直しに出す時間がなくなっちゃうんで。
 だからその分絵コンテでは大幅な変更がないんです。シナリオで、かなり煮詰めてますからね。
 監督がすべてセリフまで分解して再構成する方法もあるんですけど、
 今回はそれを両澤さんがやってくれてるので……シナリオは監督との二人三脚、という形ですね。

この作品は、シリーズ構成・両澤千晶超先生の貢献が大である事が公式にアナウンスされました。
もちろん監督である福田已津央大先生も含まれている事は言うまでもないんでしょうね。

で、否定派感想らしく穿った見解をしますと。

バンダイ(サンライズ?)上層部は、この作品が失敗だった事は認識してるようだし、
Xデーに向かっていよいよ戦犯探しが始まった、という感じですかね。愉快痛快( ゚Д゚)y─┛~~

あと笑えるのが虎について言及してる箇所ですね。
最強の敵として宇宙で再会しますって書いてあるし(´,_ゝ`)プッ

■突然の注意書き■
今回はこの事実を知った為に、文面には悪意のオーラが出まくってます。すいません。
そういう訳なので、そういうのが苦手とか嫌いな方は読まないほうが良いと思われます。すいません。
でもまぁほとんどネタなんで、あまり本気で受け取られると困っちゃいますが。すいません。

アバンタイトル
私にマリュー・ラミアスを討つチャンスを与えて下さった事を感謝いたします!

人材が枯渇した地球軍は、バジルール少佐(出世かよ)を家柄やAAに在籍していたという理由だけで、
彼女を優秀な人材としてアズラエルに紹介しました。
しかし、アズラエルは若くて美人なバジルール少佐にご機嫌のご様子。むしろウキウキ気分。
よかったネ(´τ`)σ

Aパート
▼リカイフノウリカイフノウ
バナナはおやつには入らない…皆もよく覚えておくことだ

「クライン派が左程の規模とは思えんが…。
 厭戦気分という奴からかな、軍内部もだいぶ切り崩されていたようだ」

これが何十年も続いてる戦争で(世代も変わったり)、
「この戦争は何の為に行われているのか?」というバックボーンが世情としてあるならともかく、
たかだか1年程度の戦争で厭戦気分ってアンタ…(;´Д`)

スピットブレイクのような大規模な軍事行動が実行される背景に、
国民(軍部)の理解・支持がなければ成立し得ないハズでしょ?(例えそれが世論操作であっても)

それが失敗に終わり、多数の戦死者を出しているにも関わらず、軍部が厭戦気分だぁ?

一方、ナチュラルども(ブルーコスモス)はジョシュア壊滅の一件を、
コーディネイター排斥運動を助長させる為の宣伝に利用するなど、ますます世論を煽っている(37話参照)

こういった世界背景があるにも関わらず、一体どの辺りに、
クライン派が付け入る隙(戦争をやめよう=ナチュラルとの共存共栄)があったと言うんだろうか?

また、コーディネイターがナチュラルどもの迫害を受けてプラントに押し込められた事実を考えると、
どこでどう翻ればそんな考え方が受け入れられる余地があるのか…ホント、わけわからん世界観だなぁ。

第一そんな兆候が軍部にあるならプラント内(一般市民など)はもっと混迷を極めており、
クライン派はプラントだけに止まらず、世界的な規模で影響を及ぼしていて然るべきかと。

にも関わらずナチュラル側に協力者がいるような描写も一切ないし、
クライン派と言ってもラクスを中心としたゲリラ以下の組織にしか見えない時点ですでに破綻してるよなぁ。

▼お前はクーちゃんか?
クゥ〜ンカット。最初からやり直しだ、イザーク…俺の芝居は完璧だったハズ! 何がいけないんですか!?

クルーゼ「イザーク。今度出会えばアスランは敵だぞ、討てるかな?」
イザーク「無論です! 裏切り者など!」

これが序盤のイザークだったら、アスランを討つ事に対して逡巡などする訳がなく、
むしろ嬉々として拝命しそうだけどなぁ。「奴と決着をつける!」とか何とか。

無論その際は、両澤スタイルで延々と一人演説シーン付きだろうけど(´τ`)σ

▼背景、お元気ですか?(誤字にあらず)
おい、これはひょっとして…?ああ…どうやらTVは映らないようだな(;´Д`)

相変わらず、キャラクターの背景化は変わりませんネ。
この場には7人もいるのに、喋っているキャラクターの見解のみで一方的に会話が進むのも変わりませんネ。

ラウ「物事はそうそう頭の中で引いた図面通りにはいかぬものさ。
  ましてや人が胸の裡に秘めた思惑など、容易にわかるものではない」

この台詞を考えたのが両澤超先生だとすると…貴方の場合、たまには頭の中で整理してから演出を考えて下さい。
この台詞を考えたのが森田大先生だとすると…貴殿の場合、やはり福田夫妻に含む所がおありですか?(´τ`)σ

(…コーディネイターって馬鹿しかいないのかしら?)

で、素朴な疑問なんですが。
なんでフレイがこの場にいるんだろうか…?(;´Д`)

▼フレイ=鍵=初めてのお使い
(確かに、タネも仕掛けもないみたいだけど…)
(左は意味無く動きます。画像にカーソル合わせて→右クリック→再生にチェ〜ック)

「我らとて、何も最初から軍人だった訳ではない。
 早く終わらせたいと思うのだがね、こんな事は。君もそう思うだろ?
 その為の最後の鍵は手にしたが、ここにあったのではまだ扉は開かんな。
 早く開けてやりたいものだがね」

取りあえず、あのディスクを持ってフレイがアズラエルの下に行くのは読めた。あ、そうって感じだけど。

がしかし。

ラウがフレイを拉致した時(34話)、確か「鍵を手に入れた」とか何とか言ってたけど、
あれはフレイ自身を指していた言葉じゃなかったのか。

そうだとすると、、、演出が全く繋がってないじゃないか!(;´Д`)

いつもの事ですがアフォすぎて言葉が出ませんな。
マジで仕事しろよ、シリーズ構成サマよぉぉ!?

▼カガリちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
(全国一千万のアスランファンのみんな、ごめんね)

はいはい。
22話でカガリがキラに抱きついたシーン(泣く子は放っておくな)の逆をやりたかった訳だ。
今度は立場を変えて、泣いてるのも抱きつかれるのもカガリちゃんって訳だ。

ほとんどの視聴者が忘れているような演出をするのが持ち味なんですか、両澤スタイルって?

そんな事よりも、ほんの10分ほど前のキャラクラーの言動を思い出して演出して頂けると幸いです。

▼二言三言で済む台詞を長々とよくもまぁ…。
だからァ。弁当温めるかって聞いてんだよ、オ・バ・サ・ン?(このガキ…私はまだ25だぞ!)

「あのね、いいですか?  あなたは確かにこの戦艦を指揮する艦長さんなのかも知れない。
 けどね、その上にはもっとこの戦争全体を見ながら考えたり指揮したりする人間がいるんですよ。
 僕の要請を聞くようにって言われたでしょ?
 そこんトコ、忘れないで欲しいもんですけどね」

あのね、いいですか?
あなたは確かにこの作品を構成する作家さんなのかも知れない。
けどね、ブラウン管の向こうにはこの作品全体を見ながら考えたり楽しみたい人間がいるんですよ。
上層部から原点回帰を目指すようにって言われたでしょ?
そこんトコ、忘れないで欲しいもんですけどね。

Bパート
▼嘘っぱちの世界
この作品を端的に表現するとこうなる、と

アバンタイトルではこのように、ドミニオンのクルーはとても実戦では使い物にならない描写だった。
それが戦闘を開始すると一転、さも歴戦の精鋭であるかのような描写が展開されるとは…誰が予想したであろうか?

会場の50人に聞きます。この作品がつまらないと思う人、スイッチオン! (右はこっそり動いたり)

「ミサイル発射管・1番から6番、コリントスの周帯誘導を自立制御パターンBにセットして装填。
 照準、オレンジ・アルファ17から42まで5ポイント刻みの斜角で発射せよ。
 同時に転進、進路インディゴ13。マーク20チャーリ(?)、機関最大!」(適当に当て字してます)

森田氏が脚本の回って、無闇やたらに専門用語や読解出来ないような言葉の羅列ばかりしますな。
アンタの自慰演出なんかどうでもいいから、
このシーンでアズラエルが言う「そんな方向にミサイルを撃って…」を絵的に見せる方が大事だろ?

ホント、意味のない演出ばっかりだな(´,_ゝ`)プッ

▼泳げクサナギくん
♪岩場の陰から食いつけば それは小さな釣り針だった♪どんなにどんなにもがいても 針が喉から取れないよ

とにかくわけわからん(;´Д`)
最初は上記のドミニオンの放ったミサイルが、こういうトラップの類なのかと思ってしまった。
が、何かの残骸跡から伸びてる鋼鉄製のワイヤーに絡まったって感じか?

ともかく森田氏は戦艦が引っかかる演出が好きだって事だけはよーくわかった(21話参照)
えっと、、、アフォですか?(他に何て書けばいいんだー!)

▼「理屈<<<演出」の好例だな
(問題のシーン。動きます)

このシーンもアフォかと。
ジャスティスのリフター(ドダイもどき)を脱着して相手にぶつける行動と、
移動しながら相手をビームライフルで攻撃する行動、そのどちらが速いんでしょうね?(´,_ゝ`)プッ

▼ムウを巡る、女の戦い(by両澤スタイル)
ナタル、これはどういう事なの!?フラガ少佐は、軍人家系の出である私にこそ相応しい!!そんなのは貴方のエゴだわ!
問答無用! 貴方は所詮、胸が揺れるだけの女だって事を…この一撃でフラガ少佐に証明してみせよう!なに、胸が揺れるカットが入らない!? 謀ったな、マリュー!!

マリュー「いつの間に!?」
ナタル 「ゴッドフリート、撃てぇ!」

そして、、、マリュー・ラミアスの「回避」がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

がしかし。

今回は傍に友軍がいないので回避する事は出来なかったようです。やっぱりなぁ( ゚Д゚)y─┛~~

▼これはどうでもいい話ですが…。
ボクのイチゴのショートケーキ、誰が食べたんだー!!(ほとぼりが冷めるまで黙ってよう…すまない、キラ)

左がAAのピンチを察したキラ、そして右がクサナギのピンチを察したアスランの図。

で、味方の危機を察知した途端、目の前にいた敵の姿は「なかった」ことにされる…
森田氏の超脚本はいいお手本になりますねぇ。もちろん反面教師としてね(´,_ゝ`)プッ

▼聞いててこっちが恥ずかしくなる…(;´Д`)
どうやら誰にもバレてないご様子…あの…胸のパットの事は他言無用とお願いしたハズですが?

アズラエル「いや凄いね、キミィ?」
ナ タ ル 「このぐらいの戦術、お褒め頂く程の事もありません」

ナタルってAAにいた頃…戦術論の一つでも提案したことあったっけ?
アフォの一つ覚えみたいに「てぇー」としか言ってなかったのに(´,_ゝ`)プッ

▼おいおいおいおい…(;´Д`)
私は今どこにいると思う? 感じてみろ、ムウ・ラ・フラガ!! そうだ。日が暮れる前に見つけるといい…救援隊を連れてな
(真ん中はこっそり動きます)

ラウ「上手く立ち回れば、いろいろな事に片がつく」
ムウ「この感じ…まさか!?」

森田氏の明後日の方向に勘違いした、ほくそ笑みが見える!
そういえば。
原点回帰を目指したこの作品が「1st.世代に嫌われたら成功です」とか何とかまだ言ってるんですかね?

▼ゴーゴ−、ナタル!
そこにいたか、キラ・ヤマトォォ!今日こそ貴様を倒す!!なにィ!? 男子便所だぞ、ここは!?

ナタルの悲願であった「キラ・ヤマトの粛清」がついに成就される時が!!
このままキラが戦死したら面白いのになぁ。小説版「機動戦士ガンダム」のパクリっぽいけど…許しましょう。

最後に
森田氏の脚本は問答無用で余計な演出を挟みすぎですなぁ。
両澤超先生の脚本よりはマシとは言え、その実、50歩100歩という言葉がこれほど合致するケースも珍しい。

でも今回の内容だと両澤スタイルもほとんど出番なかったろうな。
アスランとカガリのシーンや、一部の台詞だけと見た。

まぁ毎度その程度の変更だと思うけど(´,_ゝ`)プッ

そして。
あまりウソ予告には触れたくないのですが…今回もバンクばっかりだったし。でもでも。
予想通りの出来のようですね、PS2のゲーム(´,_ゝ`)プッ

ムウ・ラ・フラガ、戦死へのカウントダウン キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

モチーフは、ミライさんとスレッガー中尉って所なんでしょうね。多分。

シリーズ構成サマの黒き欲望、切り裂けガンダム!